必見!折れたロッドの修理術
2022年01月31日
こんにちわ!
釣具いちばん館大宮宮原店の中川です。
本日は折れてしまったロッドを市販のソリッドティップを使用して修理してみました(^^)/
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目次
- ①ソリッドティップの接合
- ②ガイドの取付
- ③まとめ
①ソリッドティップの接合
2番ガイドから折れてしまったロッドです。ソリッドティップを使用して修理していきます。
ロッドの全長は変えたくないので、3番ガイド部にマスキングテープで位置をきめてカットします。
ソリッドティップを差し込む際に内径が合わなかったので、棒ヤスリで少し削って内径を合わせました。
接合するロッドによってはソリッドティップ側も削って内径をあわせることもあります。
内径加工が終わったら、エポキシ系の接着剤でソリッドティップを接着します。
ソリッドティップを接着したら、スレッドで繋ぎ目を補強します。
スレッドを巻いたらエポキシで固めて更に補強します。
補強部のセンターが繋ぎ目となります。
②ガイドの取付
ソリッドティップ接合部にガイドを取り付けていきます。ガイドの足のセンターがティップ接合部の上になるように取り付けます。
(画像は接合部補強前)
曲がりを見ながらガイド位置を決めていきます。3番ガイド部から継いだので、トップガイド含め3個ガイドを取り付けました。
(トップガイドはエポキシ系の接着剤で接着します。)
スレッドを巻いて、ガイドを固定します。
スレッドを巻いたら、エポキシでコーティングします。6時間置きに1回塗って、合計3回塗ります。
エポキシが硬化したら完成です(^^)/
③まとめ
完成したロッドを曲げてみました。曲がりもバッチリです♪
折れてしまった竿などありましたら、皆さんも挑戦してみて下さい。
釣具いちばん館では折れてしまったロッドも買取りしております。
買取りした折れたロッドはジャンク品コーナーにて販売しております。
ソリッドティップを使用した修理に使ったり、パーツ取りなどにオススメです。
皆様のご来店お待ちしております(^^)/